クーバーピディー(読み)くーばーぴでぃー(英語表記)Coober Pedy

デジタル大辞泉 「クーバーピディー」の意味・読み・例文・類語

クーバー‐ピディー(Coober Pedy)

オーストラリア、南オーストラリア州中央部の町。同国を代表するオパール産地で、1916年の発見以来、採掘が続いている。周辺数百キロメートルに集落がないアウトバックに位置する。空調設備が普及する以前は、地上高温を避けるため、住居の多く地下に設けられた。クーバーペディー。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

日本大百科全書(ニッポニカ) 「クーバーピディー」の意味・わかりやすい解説

クーバー・ピディー
くーばーぴでぃー
Coober Pedy

オーストラリア、サウス・オーストラリア州中央部の町。アデレードの北西道路で940キロメートルの距離にある。人口3062(2001)。同国第一のオパール産地。1916年にオパールが発見され、60年代以降は人口が増加した。地上の炎暑を避けて住居、郵便局教会などが地下につくられていることで知られる。

[谷内 達]

出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例

今日のキーワード

春闘

春の時期に労働組合が一斉に賃上げ、労働条件の改善に関する交渉を行なうこと。欧米では、産業別に強力な労働組合が存在し、それらが労働条件改善への闘争を繰り広げて成果を得てきた。だが、日本では企業ごとに労働...

春闘の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android