デジタル大辞泉 「グリコールアルデヒド」の意味・読み・例文・類語 グリコールアルデヒド(glycolaldehyde) 最も簡単な構造をもつヒドロキシアルデヒド。単糖類の一種で、鉄(Ⅱ)塩の存在下でグリコールを過酸化水素で酸化することにより生成される。広く植物に存在し、星間空間や原始星周辺でも発見されている。化学式C2H4O2 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
化学辞典 第2版 「グリコールアルデヒド」の解説 グリコールアルデヒドグリコールアルデヒドglycolaldehyde C2H4O2(60.05).HOCH2CHO.もっとも簡単なヒドロキシアルデヒドであるが,アルドースとはいわない.グリコールを鉄(Ⅱ)塩の存在下で過酸化水素で酸化すれば生成する.融点96 ℃.1.366.1.4603.水に易溶.甘味をもち,水溶液中で二量体を形成しているが,フェーリング液を冷時還元する.フェニルヒドラジンの作用でオサゾンを与え,臭素水で酸化するとグリコール酸となる.[CAS 141-46-8] 出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報 Sponserd by