ぐりとぐら(読み)グリトグラ

デジタル大辞泉 「ぐりとぐら」の意味・読み・例文・類語

ぐりとぐら

中川李枝子の文、大村百合子の絵による絵本作品、また同作を第1作とする絵本シリーズ。野ねずみの「ぐり」と「ぐら」を主人公とする幼児向けの作品で、「たまご」の題で雑誌「母の友」の昭和38年(1963)6月号に掲載されたのち、加筆訂正改称を経て、同年12月、「こどものとも」誌に掲載。「ぐりとぐらのおきゃくさま」「ぐりとぐらとすみれちゃん」など、シリーズ作品多数

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共同通信ニュース用語解説 「ぐりとぐら」の解説

ぐりとぐら

1963年に第1作「ぐりとぐら」ができた絵本シリーズ。物語絵本7作品と関連の作品を合わせて、国内だけで2150万部も発行されました。日本で最も売れている絵本の一つといわれます。

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デジタル大辞泉プラス 「ぐりとぐら」の解説

ぐりとぐら

中川李枝子、大村山脇)百合子による絵本作品。1963年に雑誌掲載された読み切り作品『たまご』を基にしたもので、1967年刊行。のねずみの兄弟ぐりとぐらが、大きなカステラを作るエピソードで知られる。人気を博し、多数の続編が制作される。第一作となる本作は累計400万部以上を販売したロングセラー作品で、英語中国語などの翻訳版もある。

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