グレリン(その他表記)ghrelin

デジタル大辞泉 「グレリン」の意味・読み・例文・類語

グレリン(ghrelin)

胃などから分泌されるホルモン一種下垂体に働いて成長ホルモンの分泌を促進し、視床下部に働いて食欲を増進させる。また、循環器系やエネルギー代謝にも機能することが明らかになり、心機能の改善COPD慢性閉塞性肺疾患)の栄養障害改善などに効果が期待されている。

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関連語 循環器系

化学辞典 第2版 「グレリン」の解説

グレリン
グレリン
ghrelin

主として摂食行動の制御にかかわるペプチドホルモンで,3番目のセリンが脂質修飾を受けてはじめて活性型となる.胃粘膜下層の内分泌様細胞で合成され,迷走神経刺激および血流を介して,脳の摂食中枢制御を行うとともに下垂体からの成長ホルモン放出を促進する.28個のアミノ酸残基よりなる.[CAS 304853-26-7]

GSS(octanoyl)FLSPEHQRVQQRKESKKPPAKLQPR

(一文字記号はアミノ酸の項参照)

出典 森北出版「化学辞典(第2版)」化学辞典 第2版について 情報

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