グローテヴォール(英語表記)Otto Grotewohl

山川 世界史小辞典 改訂新版 「グローテヴォール」の解説

グローテヴォール
Otto Grotewohl

1894~1964

ドイツの政治家。印刷工出身,1912年社会民主党入党。20~24年ブラウンシュヴァイク邦内相さらに法相,25~33年には国会議員ナチス政権下では強制収容所に拘禁された。ナチス崩壊後,ソ連地区の社会民主党を率い共産党と合同して社会主義統一党を結成し,ピークと並んで委員長となる。ドイツ民主共和国成立とともに首相(在任1949~64)に就任した。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

旺文社世界史事典 三訂版 「グローテヴォール」の解説

グローテヴォール
Otto Grotewohl

1894〜1964
ドイツの政治家
印刷工からドイツ社会民主党に入党。1925年国会議員となる。1933年ナチスにより投獄された。第二次世界大戦後,東ドイツで社会民主党を再建。1946年共産党と合同して社会主義統一党を結成し,委員長となる。1949年ドイツ民主共和国(東ドイツ)の成立とともに初代首相に選出された。1955年ワルシャワ条約機構に加入,61年ベルリンの壁を築いた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

今日のキーワード

大臣政務官

各省の長である大臣,および内閣官房長官,特命大臣を助け,特定の政策や企画に参画し,政務を処理する国家公務員法上の特別職。政務官ともいう。2001年1月の中央省庁再編により政務次官が廃止されたのに伴い,...

大臣政務官の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android