ケイ・とびら・かんのき

普及版 字通 「ケイ・とびら・かんのき」の読み・字形・画数・意味


9画

[字音] ケイ
[字訓] とびら・かんのき

[説文解字]

[字形] 形声
声符は(けい)。〔説文十二上に「外より閉づるの關なり」とあり、かんのきをいう。門内を(けん)、門外といい、〔礼記、曲礼上〕「に入るときはを奉ず」とあって、静かにこれをもちあげて外す。大鼎をはこぶとき、両立耳の間に通す木をもという。

[訓義]
1. とびらのかんのき、かんのきのあるとびら、とびら。
2. とざす、とざし。
3. 鼎の両耳にさしわたす横木、車上の横木。
4. 炯と通じ、明らか。

[古辞書の訓]
和名抄 度佐之(とざし)〔名義抄 トザシ・トビラ・トボソ 〔字鏡集〕 トザシ・トノミ・ヒヒ(トビ)ラ・トヅ・トボソ・クルルキ・トアシ・ヒラク

[熟語]

[下接語]
・閑・関・巌・基・玉・金・禁・厳・鎖・山・晨・深・藻・霧・蘭

出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む