20世紀西洋人名事典 「ゲオルギカラスラボフ」の解説
ゲオルギ カラスラボフ
Georgi Karaslavov
1904.12.1 - 1980
ブルガリアの作家。
学生時代に共産党員となり、1923年反ファシズム闘争に参加して、投獄される。その後雑誌「赤い笑い」などで活動し、’44年社会主義政権成立後は、ソフィア人民劇場責任者、作家同盟会長などをつとめた。短編集「カヴァールは泣く」(’27年)、長編「嫁」(’42年)など、農村の生活を題材とした物が多く、農民の革命意識などを描いた’78年「真夜中の騎士」をはじめ学校問題を扱った諸作品に対し、P R.スラベイコフ文学大賞が与えられた。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報