20世紀西洋人名事典 「ゲオルクコルベ」の解説
ゲオルク コルベ
Georg Kolbe
1877.4.15 - 1947.11.20
ドイツの彫刻家,画家。
ザクセンのヴァルトハイム生まれ。
画家として出発したが、1898年ロダン、テュアイヨンの影響を受けて彫刻家に転向した。1903年以降ベルリンで活躍する。律動的な動きの瞬間を表現した彫塑が多いがヒルデブラントの古典主義を吸収したため、その作品は誇張がなく、静的である。主な作品に「踊り子」(’12年)、「踊る男」(’14年)、「嘆き」(’21年)などがある。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報