誇張(読み)コチョウ

デジタル大辞泉 「誇張」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちょう〔‐チヤウ〕【誇張】

[名](スル)実際よりも大げさに表現すること。「主人公特徴誇張して描く」
[類語]誇称大言壮語豪語壮語広言大ぶろしき

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精選版 日本国語大辞典 「誇張」の意味・読み・例文・類語

こ‐ちょう‥チャウ【誇張】

  1. 〘 名詞 〙
  2. ほこること。
    1. [初出の実例]「要無益長語、何必足自夸張」(出典先哲叢談(1816)五)
  3. ひろまること。さかんになること。また、はびこること。
    1. [初出の実例]「儒学事随分誇張、近来諸人之師也」(出典:園太暦‐貞和元年(1345)二月一一日)
    2. [その他の文献]〔列子‐天瑞〕
  4. ( 形動 ) 実際より大げさにいったり、したりすること。
    1. [初出の実例]「丘知客与魯聖名。而自称大成。不亦誇張乎」(出典:東海一漚集(1375頃)二)
    2. 「派手な誇張(コチャウ)看板に」(出典:茗荷畠(1907)〈真山青果〉五)

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普及版 字通 「誇張」の読み・字形・画数・意味

【誇張】こちよう(ちやう)

誇大にいう。〔文心雕竜通変〕夫(そ)れ聲貌を誇張するは、則ち初に已に極まる(こ)れより厥(そ)の後、循して相ひ因る。

字通「誇」の項目を見る

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