ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゲース」の意味・わかりやすい解説
ゲース
Goes, Albrecht
[没]2000.2.23. シュツットガルト
ドイツの詩人,小説家。テュービンゲン大学で神学を学んだのち,1930年から 1952年までウェルデンベルクで牧師を務める。文学活動は詩の創作から始め,『牧人』 Hirte (1934) ,『故郷はよいもの』 Heimat ist gut (1935) など多くの詩集がある。第2次世界大戦中の5年間,従軍牧師として東部戦線に赴き,その体験を短編『不安な夜』 Unruhige Nacht (1950) ,『炎のいけにえ』 Das Brandopfer (1954) などに綴った。キリスト教ヒューマニズムを基調としながら,1953年からシュツットガルトで活動。
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