こじし座(読み)こじしざ

改訂新版 世界大百科事典 「こじし座」の意味・わかりやすい解説

こじし(小獅子)座 (こじしざ)
Leo Minor

略号はLMi。しし座の北に位置する小星座。17世紀にJ.ヘベリウスによって創設された星座で,輝星は見られない。概略位置は赤経10h20m,赤緯+33°。午後8時の南中4月下旬である。
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日本大百科全書(ニッポニカ) 「こじし座」の意味・わかりやすい解説

こじし座
こじしざ / 小獅子座

春の宵、ほとんど頭上に見える小星座。しし座の頭部おおぐま座足元中間に位置するが、4等星以下の暗い星ばかりが小さな菱(ひし)形に並んでいるため、みつけにくい。もともと星座のなかった部分に17世紀のドイツの天文学者ヘベリウスが新設したもので、1787年、彼の死後に出版された星図に初めて描かれた。

[藤井 旭]


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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「こじし座」の意味・わかりやすい解説

こじし座
こじしざ
Leo Minor

小獅子座。概略位置は赤経 10時 20分,赤緯 33°。4月の宵に南中する北天星座。しし座の北,おおぐま座との間にある。輝星に乏しい

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百科事典マイペディア 「こじし座」の意味・わかりやすい解説

こじし(小獅子)座【こじしざ】

4月下旬の夕方,南天高く見える小星座。目立つ恒星はない。

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