コスモポリタン

デジタル大辞泉 「コスモポリタン」の意味・読み・例文・類語

コスモポリタン(cosmopolitan)

[名・形動]
国籍民族などにとらわれず、世界視野行動力とをもつ人。世界人国際人。また、そのようなさま。「コスモポリタン感覚
定住しないで、世界を放浪する人。
コスモポリタニズムを信じる人。世界主義者。
[類語]国際人

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精選版 日本国語大辞典 「コスモポリタン」の意味・読み・例文・類語

コスモポリタン

  1. 〘 名詞 〙 ( [英語] cosmopolitan )
  2. コスモポリタニズムを奉ずる人。世界主義者。〔模範新語通語大辞典(1919)〕
  3. ( 形動 ) 国籍、国民感情などに左右されない人。世界的視野をもち、世界的に活躍する人、外国人との交際の多い人、祖国を忘れて世界をわたり歩く人などをさしていう。また、国籍、国民感情などにとらわれないさま。
    1. [初出の実例]「浪人といふと、〈略〉放浪の民だね、世界の平民だね、━〈略〉コスモポリタンの徒と呼んで見るも可(いい)」(出典漂泊(1907)〈石川啄木〉一)

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世界大百科事典(旧版)内のコスモポリタンの言及

【雑誌】より

…19世紀末にはアメリカでも激しい大衆雑誌競争が演じられた。《コスモポリタンCosmopolitan》(1886),《マクルーアMcClure’s Magazine》(1893),《マンセーMunsey’s Magazine》(1893)などがそれぞれ定価を下げて読者を獲得することにつとめた。また88年創刊の《ナショナル・ジオグラフィック・マガジンNational Geographic Magazine》は美しい写真で世界の珍しい風物を紹介する雑誌として,一般家庭を対象に着実に部数をのばし,現在は約1000万部に達している。…

※「コスモポリタン」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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