世界遺産詳解 「コパンのマヤ遺跡」の解説 コパンのマヤいせき【コパンのマヤ遺跡】 1980年に登録された世界遺産(文化遺産)で、ホンジュラス最西部、コパンの盆地にある古代マヤ文明の遺跡。紀元前1000年頃から人間が住むようになり、海抜約640mの盆地に流れるコパン川北岸に都市国家が築かれて、7~8世紀には最盛期を迎えた。祭壇Qが残るアクロポリスを中心に、72段の階段に2200以上にも及ぶマヤ文字が刻まれた「碑文の階段」や球戯場などがある。これらが人類の歴史上、重要な時代を例証するものとして、世界遺産に登録された。◇英名はMaya Site of Copan 出典 講談社世界遺産詳解について 情報