中央処理装置(CPU)を補助するために搭載される、機能を特化させた補助処理装置。コ・プロセッサやコプロなどとも表記する。CPUに直接接続して利用される。
CPUからのコマンドを受けて動作し、CPUの補助として並列で動作するため、各種演算を高速化できる。浮動小数点計算などの演算を高速に行う数値演算プロセッサー(FPU:floating point number processing unit)、メモリー管理を行うMMU(memory management unit)、画像処理を行うグラフィックプロセッサー(GPU:graphics processing unit)、暗号化処理専用のセキュリティ・コプロセッサーなどがある。
近年、パソコン用のCPUおいてはコプロセッサーを内蔵することが多くなったため、GPUや暗号用などの一部を除いて使われることが少なくなっている。それでも、サーバー向けコプロセッサーの登場や、スマートフォンのiPhoneに専用コプロセッサーが搭載されるなど、新たな活用の動きがある。サーバー用途ではコストを抑えながら処理能力を大幅に向上でき、iPhoneでは一部のセンサーなどからの情報処理の速度向上や省電力を実現している。さらに、高性能コンピューティング(HPC:high performance computing)向けFPU、Java(ジャバ)やXML用、ゲーム用などのコプロセッサーも登場してきている。
[編集部]
ノーベルがスウェーデンアカデミーに寄付した遺産を基金とする世界的な賞。1901年以降行われ、毎年、物理学・化学・生理学および医学・文学・平和・経済学の6部門において、顕著な功績のあった人に授与される。...