ゴットリーブ(その他表記)Gottlieb, Adolph

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ゴットリーブ」の意味・わかりやすい解説

ゴットリーブ
Gottlieb, Adolph

[生]1903.3.14. ニューヨーク
[没]1974.3.4. ニューヨーク
アメリカの画家。ニューヨークのアート・スチューデンツ・リーグおよびパーソンズ・デザイン学校で学ぶ。 1930年に最初個展開き,以来ニューヨークで活躍。初期には自然主義的な作品を描いたが,1940年代にはさまざまな象形を組合せた半抽象的な作品を制作。彼自身「絵文字の絵画」と呼んだこの期の代表作は『旅行者の帰省』 (1946,ニューヨーク近代美術館) 。 50年代には完全に抽象表現主義的な画風に変ったが,しっかりしたフォルムを残している。この期の代表作は『凍結した音』 (51,ホイットニー美術館) など。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む