サッコ-ヴァンゼッティ事件(読み)サッコ−ヴァンゼッティじけん(その他表記)SaccoVanzetti Case

旺文社世界史事典 三訂版 の解説

サッコ−ヴァンゼッティ事件
サッコ−ヴァンゼッティじけん
Sacco-Vanzetti Case

1920年,アメリカふたり無政府主義者アナーキスト)が証拠不十分のまま殺人事件犯人とされた事件
無政府主義者のイタリア人サッコとヴァンゼッティのふたりは,内外批判にもかかわらず,ボストンで起こった強盗殺人事件の犯人として死刑となった。第一次世界大戦後のアメリカの保守化を示す象徴的な事件である。

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山川 世界史小辞典 改訂新版 の解説

サッコ‐ヴァンゼッティ事件(サッコ‐ヴァンゼッティじけん)
SaccoVanzetti Case

アメリカのイタリア系移民でアナーキストとされるサッコとヴァンゼッティが,1920年マサチューセッツ州で強盗殺人容疑で逮捕され,死刑判決を受けた事件。二人無実主張再審を求める運動が展開されたが,27年刑が執行された。77年デュカーキス知事は誤審であったことを公式に認めた。

出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報

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