サバイイ島(読み)サバイイトウ

デジタル大辞泉 「サバイイ島」の意味・読み・例文・類語

サバイイ‐とう〔‐タウ〕【サバイイ島】

Savaii南太平洋サモア諸島西部の島。同諸島中最大の島で、首都アピアがあるウポル島と幅約20キロメートルの海峡を挟んで相対する。火山性の島で、活発な火山活動で生じた溶岩原が広がる。コプラバナナカカオを産する。主な町は東岸ツアシビ、南東岸のサレロロガ。サバイィ島。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「サバイイ島」の意味・わかりやすい解説

サバイイ島
さばいいとう
Savaii Island

南太平洋、ポリネシア南西部、サモア諸島中最大の火山島対岸のウポル島とともにサモア共和国をなす。旧称チャタムChatham島。東西77キロメートル、南北43キロメートル、面積1708平方キロメートル。島の最高峰シリシリSilisili山(1844メートル)は1905年に大爆発して溶岩流が12の村落を埋めた歴史がある。コプラ、カカオ、バナナを産出。人口4万7900(2003推計)。中心都市はツアシビTuasivi。

[大島襄二]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サバイイ島」の意味・わかりやすい解説

サバイイ島
サバイイとう
Savai'i Island

南太平洋,サモア最大の火山島。最高峰はシリシリ山 (1857m) 。コプラ,バナナ,カカオ,コーヒーを産し,木材加工工場もある。 1905年に大噴火があった。面積 1821km2。人口4万 4930 (1986推計) 。

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