サマーラ州(読み)サマーラ(その他表記)Samara

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「サマーラ州」の意味・わかりやすい解説

サマーラ〔州〕
サマーラ
Samara

ロシア西部の州。州都サマーラ。1935~91年はクイビシェフ州 Kuibyshev oblast。ボルガ川中流域にあり,その流れはジグーリの丘(→ボルガ川沿岸丘陵)を大きく東に迂回している。標高 370mに達する丘陵地は深い森に覆われ,険しい谷が刻まれている。一方,ボルガ川左岸(東岸)は大部分が平地である。18世紀にこの地に入植したロシア人がカシ(樫)の森を伐採し,ステップを耕地化して春コムギ,トウモロコシキビヒマワリなどを栽培したが,たび重なる干魃や灌漑施設の不足に悩まされている。サマーラ郊外では園芸が,ボルガ川右岸(西岸)では果樹栽培が盛んである。石油や天然ガスが豊富に埋蔵されているため,第2次世界大戦後,シズラニなどボルガ川沿岸都市で石油精製,石油化学,エンジニアリング産業が発達した。1950年から 1957年にかけてジグリョフスクに大規模な水力発電所が建設され,1970年にはトリヤッチに大規模な自動車工場が完成した。面積 5万3600km2。人口 320万5975(2016推計)。

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