サンタクルス‐デ‐テネリフェ(Santa Cruz de Tenerife)
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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サンタクルスデテネリフェ
Santa Cruz de Tenerife
アフリカ大陸北西岸沖,カナリア諸島最大の島テネリフェ島にある港湾都市。スペインの島嶼県サンタクルスデテネリフェ県の県都で,島の北東岸に位置する。 1494年建設。 19世紀後半バナナとトマトの取引中心地となり,その後港湾施設が拡充され,観光業が盛んになるにつれて急速に発展。現在大西洋航路の重要な給油地で,石油精製施設をもつ。市内にはコンセプシオン聖堂,考古学博物館,劇場,闘牛場などがある。降水量が少く,水は内陸の山地から導水管で送られる。市の南郊にあるロスロデオス空港では,1977年3月 27日,ジャンボ機同士の衝突により死者 500人をこえる大惨事が起った。人口 18万 9317 (1991推計) 。
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世界大百科事典(旧版)内のサンタクルスデテネリフェの言及
【カナリア[諸島]】より
…テネリフェ島にある活火山テイデは標高3710mで,スペインの最高峰。カナリア諸島は行政上,東半分のラス・パルマス(主都ラス・パルマス)と西半分のサンタ・クルス・デ・テネリフェ(主都サンタ・クルス・デ・テネリフェ)の2県に分かれる。気候は年間を通じて温暖だが,降水量はとくに東部諸島で少ない。…
【テネリフェ[島]】より
…島の産業は農業と漁業。行政上の中心は東部の港市サンタ・クルス・デ・テネリフェ(人口18万5899。1982)で,石油精製所とタバコ工場がある。…
※「サンタクルスデテネリフェ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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