ザパドニキ(その他表記)Zapadniki

旺文社世界史事典 三訂版 「ザパドニキ」の解説

ザパドニキ
Zapadniki

1840〜50年代に,国粋的スラヴ主義者たち(スラヴォフィル)と激しく論争し,ロシアの思想界を二分した西欧主義者たち
ギリシア正教主義と復古主義に反対し,西ヨーロッパ先進国の資本主義民主政治を導入して農奴制ツァーリズムを変革することを主張。その立場によって立憲君主制を説く者から,ゲルツェンを代表者とする空想的社会主義の信奉者までを含むが,ニコライ1世の反動体制で実践活動は封じられていた。

出典 旺文社世界史事典 三訂版旺文社世界史事典 三訂版について 情報

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