翻訳|siesta
スペイン語で昼寝の意。語源はラテン語で〈6番目の時刻〉にあたるhoram sextam。古代ローマ人は1日を四つに区分し,午前6~9時までをprima(第1),9時~正午をtertia(第3),正午~午後3時をsexta(第6),午後3~6時をnona(第9)と呼んでいたが,第6時刻は日ざしの最も強い時間でもある。中世の教会・修道院ではこの時間は昼の祈りの時間にあたり(時課),庶民の昼食時間は正午前に置かれていた。ここから昼食後の休息の習慣が生まれた。現在でも南ヨーロッパの国々や中南米諸国では,午後1時半ごろから4時半ごろまで事務所や商店を閉めてしまうことが多いが,近代化とともにこの習慣は減少しつつある。
執筆者:寿里 順平+フアン・ソペーニャ
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