シェノン(その他表記)Émile Chénon

改訂新版 世界大百科事典 「シェノン」の意味・わかりやすい解説

シェノン
Émile Chénon
生没年:1857-1927

フランスの法史学者。検事を父とし,理工科大学校卒業後,一時軍人となったが,法学,歴史学の研究専念,1881年法学博士,翌年レンヌ大学に赴任,95年以降パリ大学法学部教授としてオリビエ・マルタンら多くの法制史家を育てた。地方史教会史の多くの業績のほか,法制史講義を発展させた主著《フランス公法私法全史》(1926-29)は明晰かつ謹厳な学風集大成である。〈あらゆる歴史家は法学者でなければならず,あらゆる法学者は歴史家でなければならぬ〉ことをモットーとしていたと言われる。
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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シェノン」の意味・わかりやすい解説

シェノン
Chénon, Paul-Philippe-Joseph-Émile

[生]1857.5.16.
[没]1927.4.11.
フランスの法制史学者。レンヌ大学,パリ大学教授を歴任。地方史や宗教史分野に及び視野の広い総合的な研究を行なった。主著『起源より 1815年にいたるフランスの公法と私法の歴史概説』 Histoire générale du droit public et privé des origines à 1815 (1926~29) 。

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367日誕生日大事典 「シェノン」の解説

シェノン

生年月日:1857年5月16日
フランスの法制史学者
1927年没

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