普及版 字通 「シ・きりみ」の読み・字形・画数・意味
12画
[字訓] きりみ
[説文解字]
[金文]
[字形] 形声
声符は(さい)。〔説文〕四下に「大臠(たいれん)なり」とあり、大きな切身の肉をいう。骨つきをといい、〔礼記、曲礼上〕に「そをむるの禮は、を左にし、を右にす」とみえる。〔儀礼、士虞礼〕に「四豆、左に設く」とするのは凶礼。肉の長さは尺二寸。その象形字である(し)は、軍礼において用いる祭肉。は肉を裁制する意で、手頃の大きさにさばくことをいう。
[訓義]
1. きりみ、ししむら。
2. さかな。
[古辞書の訓]
〔新字鏡〕 宍无良曾也(ししむらぞや)〔字鏡集〕 シシムラ・サカナ
[熟語]
▶・羹▶・▶・炙▶
[下接語]
割・牛・・羹・・豕・炙・酒・羞・食・尺・俎・大・炮・羊・臠
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報