2009年に登録された、セネガル西方の大西洋上にある島嶼(とうしょ)国、カーボヴェルデの世界遺産(文化遺産)。首都プライアがあるサンティアゴ島の南側に位置する。1462年にポルトガル人が初めて到達し、熱帯地方で最初にヨーロッパの植民地となった。16世紀には、アフリカ中西部における奴隷貿易の中心地として繁栄した。1495年に建造された大聖堂跡、海賊の襲撃から守るために築かれたレアル・デ・サン・フェリペ要塞、16世紀に造られた華美な大理石の支柱があるピロリー広場などが残されている。◇英名はCidade Velha, Historic Centre of Ribeira Grande