シパキラ(読み)しぱきら(その他表記)Zipaquirá

デジタル大辞泉 「シパキラ」の意味・読み・例文・類語

シパキラ(Zipaquirá)

コロンビア中央部の都市。首都ボゴタの北約40キロメートルに位置する。古くから岩塩採取が行われ、岩塩鉱山内にある塩の大聖堂が有名。植民地時代の古い町並みが残っている。シパキラー。

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日本大百科全書(ニッポニカ) 「シパキラ」の意味・わかりやすい解説

シパキラ
しぱきら
Zipaquirá

南アメリカ北西部、コロンビア中央部、クンディナマルカ県中部の都市。首都ボゴタの北60キロメートル、標高2650メートルの高原に位置する。人口8万8634(2001)、13万0432(2019推計)。埋蔵量の多い岩塩鉱山があり、岩塩採掘の中心地である。1954年岩塩洞内に建築された教会は、祭壇をはじめほとんどすべてが岩塩でつくられており、水銀灯に照らされると燦然(さんぜん)と輝き荘厳な雰囲気を醸し出す。首都近郊の観光地として訪問客が多い。石炭も産出しカ性ソーダ工場もある。

[山本正三]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「シパキラ」の意味・わかりやすい解説

シパキラ
Zipaquirá

コロンビア中部,クンディナマルカ州中部の都市。首都ボゴタの北約 50km,アンデスの東部山脈中にあり,標高約 2650m。豊かな牧牛地帯の中心地であるとともに,大規模な岩塩鉱床があり,その採掘中心地として知られる。坑内への自動車の乗り入れができ,また岩塩鉱山をくりぬいてつくられた地下聖堂があるため,観光客も多い。ボゴタから道路が通じる。人口約3万。

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