20世紀西洋人名事典 「シモンフェストデイク」の解説
シモン フェストデイク
Simon Vestdijk
1898 - 1971
オランダの小説家,詩人。
医学を修め、船医としてインドネシアに行くが、後に文学に転向、「新ロッテルダム」新聞の編集者として出発し、第二次大戦中・戦後オランダ文学の第1人者となる。自叙伝的色彩の濃い潜在意識を扱った心理小説やある人物に焦点をあわせた歴史小説を書く。作品に「追想のイナ・ダマン」(1934年)、詩集「色チョークで書いた童話」(’38年)など。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報