20世紀西洋人名事典 の解説
シャルル・マリー ヴィドール
Charles-Marie Widor
1845.2.24 - 1937.3.12
フランスのオルガン奏者,作曲家。
元・パリ音楽院教授。
リヨン生まれ。
ブリュッセル音楽院でフェティスとレメンスに学ぶ。1869〜1933年までパリの聖シュルピス教会のオルガン奏者を務める。また1890〜1896年までパリ音楽院のオルガン教授、1896〜1904年まで対位法とフーガの教授、’05年から作曲の教授を務めた。弟子にはヴィエルヌ・デュプレやシュヴァイツァー等がいる。主な作品に10曲の「オルガンのための交響曲」(1876〜1900年)等があり、ベルリオーズの著書の補遺として「近代管弦楽法」(’04年)を著した。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報