山川 世界史小辞典 改訂新版 「シュヴァイツァー」の解説
シュヴァイツァー(アルベルト)
Albert Schweitzer
1875~1965
アルザス生まれのキリスト教伝道家。神学,哲学の領域では『イエス伝研究史』,三部作『文化の哲学』などで知られ,バッハ研究の権威,オルガン奏者としても著名。医学を修め,フランス領赤道アフリカのガボンに渡ってランバレネに病院を建設,一生をその地に捧げた。1952年,ノーベル平和賞受賞。
シュヴァイツァー(ヨハン)
Johann Baptist von Schweitzer
1833~75
ドイツの労働運動の指導者,弁護士。ラサールの影響を受けて1863年全ドイツ労働者協会に参加,新聞『社会民主主義者』の編集に携わったのち,1867~71年,ラサールの後継者として協会会長を務めるとともに北ドイツ連邦議会議員。
出典 山川出版社「山川 世界史小辞典 改訂新版」山川 世界史小辞典 改訂新版について 情報