シャロット・パーキンス・ステットソンギルマン(その他表記)Charlotte Perkins Stetson Gilman

20世紀西洋人名事典 の解説

シャロット・パーキンス・ステットソン ギルマン
Charlotte Perkins Stetson Gilman


1860 - 1935
米国女性解放思想家,評論家,作家
結婚後、独立した人格が失われてしまうのではという恐怖から神経衰弱を起こすが、夫と離れ作家活動を行ううち回復。婦選運動には直接加わらなかったものの、男女平等の立場に立ち、女性の経済的な自立の必要性や、そのための家庭のあり方など女性解放を提唱した。1898年に書いた「女性と経済」がベストセラーとなり、20世紀初期の重要な思想家となった。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android