シュニトケ

百科事典マイペディア 「シュニトケ」の意味・わかりやすい解説

シュニトケ

ロシアソ連)の作曲家。ドイツ系の血を引く。ボルガ川下流のサラトフ生れ。12歳から父の任地ウィーンで短期間の音楽教育を受けたのち1953年−1961年モスクワ音楽院に学ぶ。卒業後の1962年−1972年母校教授。1989年ドイツへ移住。さまざまな音楽様式・手法を自在に織り合わせた〈多様式〉の作風で知られ,1960年代以降の最も重要な作曲家の一人。ブレジネフ政権時代は冷遇され,もっぱら海外で作品を初演した。《ピアノ五重奏曲》(1972年−1976年),リュビーモフ委嘱の劇音楽による《ゴーゴリ組曲》(1976年),《合奏協奏曲第1番》(1976年−1977年),ソプラノと無伴奏合唱のための《合唱のための協奏曲》(1984年−1985年),バシュメットの委嘱による《ビオラ協奏曲》(1985年),ソビエト共産主義体制を鋭く風刺したオペラ狂気との生活》(1990年−1991年,ポクロフスキーの演出で1992年初演),第1番(1969年−1972年)に始まる交響曲など,あらゆるジャンルにすぐれた作品を残した。→合奏協奏曲グバイドゥーリナクレーメル交響曲デニソフロストロポービチ

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ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者) 「シュニトケ」の解説

シュニトケ

旧ソ連の作曲家。ウィーンで最初の音楽教育を受けた後、モスクワ音楽院で学んだ。旧ソ連にて十二音音楽電子音楽を手がけた。しかしその後、作風は変化している。1950年代には、母校のモスクワ音楽院で音楽の ...続き

出典 (社)全日本ピアノ指導者協会ピティナ・ピアノ曲事典(作曲者)について 情報

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