デジタル大辞泉
「ショットキー効果」の意味・読み・例文・類語
ショットキー‐こうか〔‐カウクワ〕【ショットキー効果】
出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
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法則の辞典
「ショットキー効果」の解説
ショットキー効果【Schottky's effect】
金属の熱電子放出において,金属を高い負電位に保つと,熱電子放出が著しく増加する現象をいう.これは金属外部の電場によって,金属の仕事関数が変化して,見かけ上減少するためであり,飽和電子流は

に従って,電位差 E とともに増大する.
ただしここで is は電界をかけていない場合の飽和電子流,ε は電気素量,k はボルツマン定数,T は絶対温度である.真空管の場合には熱電子が放出されるわけであるが,冷陰極の放電管などではこのショットキー効果によって電子が放出されることになる.
出典 朝倉書店法則の辞典について 情報
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