20世紀西洋人名事典 「ジミースミス」の解説
ジミー スミス
Jimmy Smith
1925.12.8 -
米国のオルガン奏者。
ペンシルベニア州ノーリスタウン生まれ。
別名James Oscar Smith。
ジャズ・オルガンの第一人者で、フィラデルフィアのオースティン音楽学校でピアノを専攻後、1952年ドン・ガードナーのコンボに参加。28歳の時オルガンに転向、Blue Noteの専属となり、リー・モーガンなどと共演。’62年オリバー・ネルソンらのアレンジによるオーケストラ共演作を発表し、人気を得る。’70年代にはサパー・クラブを開店しまた、自己のレーベル、モジョを設立。その後’82年にジョー・ベンソンとの共演で第一線に復帰し、代表作に「サーモン」「ザ・キャット」などがある。
ジミー スミス
Jimmie Smith
1938.1.27 -
米国のドラム奏者。
ニュージャージー州ニューアーク生まれ。
別名James Howard Smith。
ジュリアード音楽院で学んだ後、1960年代からエロール・ガーナー、アート・ペッパーら多くのミュージシャンと共演し、フリーランス・ドラマーとして重用された。’70年代中頃には西海岸に移り、Concordレーベルのハウス・ドラマーとして活動し、また、レイ・ブラウン、ベニー・カーターらと共演し、録音を残している。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報