現代外国人名録2016 「ジャンユンカーマン」の解説
ジャン ユンカーマン
John Junkerman
- 職業・肩書
- 映画監督
- 国籍
- 米国
- 生年月日
- 1952年
- 出生地
- ウィスコンシン州ミルウォーキー
- 専門
- ドキュメンタリー映画
- 学歴
- スタンフォード大学東洋学部日本語学科〔1974年〕卒,ウィスコンシン大学大学院(労使関係学)〔1990年〕修了
- 受賞
- サンフランシスコ映画祭金賞〔1988年〕「劫火」,エミー賞〔1993年〕「夢窓」
- 経歴
- 生後3ケ月で軍医である父の仕事の関係で来日。帰国後、ウィスコンシン州ミルウォーキーに暮らす。1969年慶応志木高校に留学。スタンフォード大学、ウィスコンシン大学で学んだのち新聞記者となり、’82年日産自動車の労使関係を取材した「ウイ・アー・ドリブン」を発表。’86年丸木位里・俊夫妻を描いたドキュメンタリー映画「劫火 ヒロシマからの旅」を初監督。’88年同作品が米国アカデミー賞ドキュメンタリー部門にノミネートされる。’93年日本庭園を描いた「夢窓」(’92年)がエミー賞などを受賞。2002年言語学者ノーム・チョムスキーを描いた「チョムスキー9.11」が話題に。2005年日本国憲法制定の経緯や平和憲法の意義について、世界各国の著名人へのインタビューをまとめた「映画 日本国憲法」を発表。2015年沖縄戦から現代までの歴史を追うドキュメンタリー映画「沖縄 うりずんの雨」を発表。他の作品に「老人と海」(1990年)、「歌うアメリカ」(’93〜99年)などがある。フリーライターの松本薫と結婚し、日本と米国を行き来して作品を発表する。妻との共著に「ちょっとした話し方アメリカ口語」「ちょっとしたアメリカ日常会話1000」がある。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報