ジャー動物保護区(読み)ジャードウブツホゴク

デジタル大辞泉 「ジャー動物保護区」の意味・読み・例文・類語

ジャー‐どうぶつほごく【ジャー動物保護区】

Dja Faunal Reserveカメルーン南部にある自然保護区。ジャー川とその支流に取り囲まれた地理的条件により、人手の加わっていない熱帯雨林が広がる。絶滅が危惧されるニシローランドゴリラのほかチンパンジーマンドリルなどの霊長類が生息する。1987年、世界遺産自然遺産)に登録された。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界遺産詳解 「ジャー動物保護区」の解説

ジャーどうぶつほごく【ジャー動物保護区】

1987年に登録されたカメルーンの世界遺産(自然遺産)。別名ジャー・フォナル自然保護区。首都ヤウンデの南東約120kmにある、ザイール川の支流ジャー川に三方を囲まれた東西90km、南北40km(面積5260km2)、平均標高600mの自然保護区。少数狩猟採集民のピグミー族が暮らしているが、ほとんど人跡未踏といってよい熱帯雨林が広がっており、2010年現在、カメルーン唯一の世界遺産である。この保護区は動植物宝庫で、哺乳類だけでも107種が確認されている。◇英名はDja Faunal Reserve

出典 講談社世界遺産詳解について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む