ジュイスデフォラ(読み)じゅいすでふぉら(その他表記)Juiz de Fora

日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジュイスデフォラ」の意味・わかりやすい解説

ジュイス・デ・フォラ
じゅいすでふぉら
Juiz de Fora

ブラジル南東部、ミナス・ジェライス州南部の都市。リオ・デ・ジャネイロの北150キロメートル、マンティケイラ山脈とセラドマール山脈の間の標高650メートルの高原盆地に位置する。人口45万6796(2000)。ミナス州南部の農牧業地域の中心として発達し、メリヤスを主とする織物醸造精糖など600を超える工場があり、イギリス援助製鉄所がつくられている。気候は快適で、アレイジャジーニョ作の石造彫刻のある教会や、マリアノ・プロコピオ博物館などの名所もある。

[山本正三]

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジュイスデフォラ」の意味・わかりやすい解説

ジュイスデフォラ
Juiz de Fora

旧称パライブナ Paraibuna。ブラジル南東部内陸,ミナスジェライス州南東部の都市。リオデジャネイロの北約 120km,パライバドスル川の深い谷にあり,同川支流パライブナ川にのぞむ。標高約 670m。開発の進んだ農業地帯の中心地で,米,バナナ,サトウキビコーヒー家畜などを集散するとともに,同国有数の工業都市でもあり,特に織物,編物製品の生産で知られる。リオと州都ベロオリゾンテを結ぶ幹線道路,鉄道が通る。人口 38万 8310 (1990推計) 。

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