20世紀西洋人名事典 「ジョルジュデュアメル」の解説
ジョルジュ デュアメル
Georges Duhamel
1884.6.30 - 1966.4.13
フランスの小説家,劇作家,詩人,医師,評論家。
フランス・アカデミー会員。
パリ生まれ。
医学を志し、医学博士の称号を得るが、その後文学活動にも従事する。1907年に処女詩集「伝説、戦争」を発表。第一次世界大戦での軍医としての従軍経験から、小説「殉難者の生涯」(’17年)、「文明」(’18年)(ゴンクール賞受賞)を書き、機械文明、物質万能主義への痛烈な批判を行った。’52年に来日している。他の作品に「サラバンの生涯と冒険」(5巻)(’20〜32年)、「パスキエ家の記録」(10巻)(’33〜45年)。
出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報