じんじん(読み)ジンジン

精選版 日本国語大辞典 「じんじん」の意味・読み・例文・類語

じん‐じん

  1. 〘 副詞 〙 ( 「と」を伴って用いることもある )
  2. 病気怪我などで、患部がたえまなく痛むさまを表わす語。からだのしんから、にじみ出てくるような痛みにいう。
    1. [初出の実例]「顳顬(こめかみ)がじんじんと痛み出して」(出典:或る女(1919)〈有島武郎〉前)
  3. 物の鳴る音や湯のたぎる音、虫の鳴声などを表わす語。
    1. [初出の実例]「程無く時計はヂンヂン九時を報ず」(出典:花間鶯(1887‐88)〈末広鉄腸〉下)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む