デジタル大辞泉 「ジーロング」の意味・読み・例文・類語 ジーロング(Geelong) オーストラリア、ビクトリア州南部の港湾都市。メルボルンの南西約75キロメートルに位置し、ポートフィリップ湾に面する同州第2の都市。小麦、羊毛の積出港であり、自動車工業、石油精製業が盛ん。ジーロン。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例 Sponserd by
ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ジーロング」の意味・わかりやすい解説 ジーロングGeelong オーストラリア,ビクトリア州南部,メルボルンの南西 75kmにある同州第2の都市。ポートフィリップ湾西岸に位置する港湾,工業都市。同州西部を後背地として農牧産品 (特に羊毛,小麦) の集散地,輸出港,商工業中心都市,交通結節点として発達。特に第2次世界大戦前からの自動車工業 (1925) ,ガラス工業 (37) に,戦後は石油精製,石油化学 (59) ,アルミニウム精錬 (60) をはじめ多くの重化学工業が加わり,同国有数の工業都市として発展している。国内各地に石油製品を移出する。繊維工業研究所,ディーキン大学などがあり,教育の中心地。周辺に海浜保養地がある。人口 14万 9000 (1989推計) 。 出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報 Sponserd by
日本大百科全書(ニッポニカ) 「ジーロング」の意味・わかりやすい解説 ジーロングじーろんぐGeelong オーストラリア、ビクトリア州中部、同州第二の都市。メルボルンの南西、道路で75キロメートルの距離にある。人口12万5382(1996)、ジーロングを含む大ジーロングGreater Geelong市の人口18万4331(2001)。ポート・フィリップ湾に面した工業、港湾都市で、とくに第二次世界大戦後に発展した。石油精製(1959年開始)、アルミニウム精錬(同1960年)、自動車(同1925年)をはじめ、工業が発達する。港は同国有数の小麦輸出港である。1838年入植。[谷内 達] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例 Sponserd by