現代外国人名録2016 「スティング」の解説
スティング
Sting
- 職業・肩書
- ロック歌手,ベース奏者
- 国籍
- 英国
- 生年月日
- 1951年10月2日
- 出生地
- タイン・アンド・ウェア州ニューカッスルアポンタイン
- 本名
- サムナー,ゴードン・マシュー〈Sumner,Gordon Mattew〉
- グループ名
- グループ名=ポリス〈Police〉
- 学歴
- ウォーウィック大学卒
- 勲章褒章
- CBE勲章, チリ政府勲章〔2001年〕
- 受賞
- グラミー賞(男性ポップボーカル賞,第36回)〔1993年〕,グラミー賞(男性ポップボーカル賞・ポップアルバム賞,第42回)〔1999年〕「ブラン・ニュー・デイ」,グラミー賞(男性ポップボーカル賞,第43回)〔2000年〕,ゴールデン・グローブ賞主題歌賞(第59回,2001年度)〔2002年〕「Until…」,ニューカッスル大学名誉博士号〔2006年〕
- 経歴
- 1970年ニューカッスルのローカル・バンドでベースを始める。’74年教職に就く。’76年スチュアート・コープランドと出会い、’77年ロックバンド“ポリス”を結成。’78年ファースト・アルバム「アウトランドス・ダムール」発表し、全米・全英ツアー。同年シングル「ロクサーヌ」、’79年「孤独のメッセージ」が大ヒット、アルバム「白いレガッタ」も英国第1位を獲得。’80年初の日本公演を皮切りに世界ツアー。’83年アルバム「シンクロニシティ」を発表。同年「見つめていたい」が大ヒットするが、’84年ツアー終了とともにポリスの活動を休止。’85年からソロ活動を始め、「ブルー・タートルの夢」、’86年「ブリング・オン・ザ・ナイト」、’87年「ナッシング・ライク・ザ・サン」、’90年「ソウル・ケイジ」、’99年「ブラン・ニュー・デイ」、2003年「セイクレッド・ラブ」などのアルバムを発表。1997年13年ぶりに元ポリスのメンバーとストロンチウム90を結成、7月活動を再開。2003年ポリスが“ロックの殿堂”入りを果たす。2007年21年振りにポリスを再結成、世界公演ツアーで人気を博す。2008年の日本公演では、16世紀の英国作曲家兼リュート奏者ジョン・ダウランドの楽曲を、現代のリュート奏者エディン・カラマーゾフと共に披露、本格的にクラシックに取り組む。そのダウランド作品集アルバムに「ラビリンス(迷宮)」がある。2010年英国ロイヤル・フィルとともに録音したライブアルバム「シンフォニシティ」を発表。2011年にはオーケストラをバックにポリスやソロ時代の曲を歌うコンサート「シンフォニシティ」の世界ツアーで来日。一方、1976年「グレート・ロックンロール・スウィンドル」で映画デビュー。’79年「さらば青春の光」などで演技力を認められ、「砂の惑星」(’84年)、「ブライド」(’85年)、「グロテスク」(’95年)、「ロック、ストック&トゥー・スモーキング・バレルズ」(’98年)などに出演。’89年にはミュージカル「三文オペラ」の主演を務める。活動家としても知られ、’89年ブラジルの熱帯雨林保護を訴えるキャンペーンに同行し、来日。またチリのピノチェト軍政府時代の人権問題をテーマにした「THEY DANCE ALONE」を歌い、2001年チリ政府より勲章を受ける。2005年自伝「スティング」を刊行。
出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報