スティーブライヒ(英語表記)Steve Reich

現代外国人名録2016 「スティーブライヒ」の解説

スティーブ ライヒ
Steve Reich

職業・肩書
作曲家,ピアニスト,打楽器奏者

国籍
米国

生年月日
1936年10月3日

出生地
ニューヨーク

本名
Reich,Stephan Michael R.

学歴
コーネル大学(哲学),ジュリアード音楽学校,ミルズ大学

資格
米国芸術文学アカデミー会員〔1994年〕

受賞
ピュリッツァー賞(音楽部門)〔2009年〕「ダブル・セクステット」,グラミー賞〔1990年・1998年〕「ディファレント・トレインズ」「18人の音楽家のための音楽」,コロンビア大学シューマン賞〔2000年〕,世界文化賞(音楽部門,第18回)〔2006年〕,スウェーデン王立音楽アカデミーポーラー音楽賞〔2007年〕

経歴
ユダヤ系。幼時からピアノを、14歳から打楽器を学ぶ。ミルズ大学でルチアーノ・ベリオとダリウス・ミヨー師事。1966年演奏グループ“スティーブ・ライヒと音楽家たち”を組織し、キーボード、打楽器奏者として活動するとともに作品も発表。’70年ガーナ大学でアフリカン・ドラムを研究、バリ島のガムランにも影響を受けた。細かな音型反復と位相のずれを用いた作風で、“ミニマル・ミュージック”を代表する作曲家として世界的に支持を受ける。代表作に「イッツ・ゴナ・レイン」(’65年)、「カム・アウト」(’66年)、「ピアノ・フェイズ」(’67年)、「バイオリン・フェイズ」(’67年)、「ドラミング」(’71年)、手拍子だけの「クラッピング・ミュージック」(’72年)、「六台のピアノ」(’73年)、「六重奏曲」(’85年)、「ディファレント・トレインズ」(’88年)、「18人の音楽家のための音楽」(’98年)、「ダニエル・バリエーションズ」(2006年)、ドキュメンタリー・ビデオ・オペラ「ザ・ケイヴ」など。1991年公演のため初来日。

出典 日外アソシエーツ「現代外国人名録2016」現代外国人名録2016について 情報

20世紀西洋人名事典 「スティーブライヒ」の解説

スティーブ ライヒ
Steve Reich


1936.10.3 -
米国の鍵盤楽器奏者,打楽器奏者,作曲家。
ニューヨーク生まれ。
コーネル大学で哲学を専攻し、ビットゲンシュタインを研究。1958年音楽に転じ、ジュリアード音楽院、ミルズ・カレッジで、ミヨーとベリオに師事。’66年演奏グループ「スティーブ・ライヒと音楽家達」を組織し、同一楽器の重ね合わせによる作曲を試みる。’70年西アフリカのガーナ大学のアフリカ学研究所でアフリカ音楽におけるドラミングの研究を行い深い影響を受け、ミニマル・ミュージックを開拓。作品に「木片のための音楽」(’73年)など。

出典 日外アソシエーツ「20世紀西洋人名事典」(1995年刊)20世紀西洋人名事典について 情報

367日誕生日大事典 「スティーブライヒ」の解説

スティーブ ライヒ

生年月日:1936年10月3日
アメリカの作曲家;ピアニスト;打楽器奏者

出典 日外アソシエーツ「367日誕生日大事典」367日誕生日大事典について 情報

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