デジタル大辞泉 「セルフヘルプグループ」の意味・読み・例文・類語 セルフヘルプ‐グループ(self-help group) 心や生活習慣に問題をもつ人たちが、自らの手で心身を管理して悩みを解決し、悪い習慣から立ち直ることを目的として結成する集団。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
百科事典マイペディア 「セルフヘルプグループ」の意味・わかりやすい解説 セルフヘルプグループ 〈自助グループ〉または〈当事者組織〉〈本人の会〉ともいう。難しい病気を持つなど,同じ問題をかかえている人たちが,思いや体験を話したり聞いたりすることで悩みや苦しみを分かち合い,自分らしく生きていく力を得ようという目的で集まるグループのこと。とくに指導者は持たず,問題をかかえる当事者同士が集まり,何を話しても批判されないという状況のなかで発言し,人の話に耳を傾けることによって,〈自分はひとりではない〉ことを知り,癒されていく。こうしたグループの数は1990年代から急増した。 現在日本には,グループに参加したい人や自分でグループをつくりたい人に情報を提供したり,会の運営方法をアドバイスする機関が2つある。〈大阪セルフヘルプ支援センター〉と〈クリアリングMUSASHI〉である。どちらもボランティアによる運営で,電話や電子メールなどで問合せに対応している。→引きこもり現象/ボランティア活動→関連項目アライグマ症候群|買物依存症 出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報