普及版 字通 「セン・いる・につめる」の読み・字形・画数・意味
常用漢字 13画
[字訓] いる・につめる
[説文解字]
[字形] 形声
声符は(前)(ぜん)。〔説文〕十上に「熬(い)るなり」とあり、〔玉〕に「火もて乾かすなり」とあって、いりつけることをいう。のち茶・薬のように用いる。
[訓義]
1. いる、いりつける。
2. にる、につめる。
3. 漬けて味つけする。
4. へる。
[古辞書の訓]
〔和名抄〕汁 加豆乎以路利(かつをいろり)(箋注)今俗に謂ふの堅魚取りはち是れなり 〔名義抄〕 イル・ニル 〔字鏡集〕 ニル・カハク・イリカハカスナリ・イル
[熟語]
塩▶・▶・蒸▶・心▶・茶▶・調▶・湯▶・督▶・悩▶・迫▶・靡▶・▶・服▶・沸▶・餠▶・薬▶・和▶
[下接語]
香・熬・愁・焦・微・炮・烹・焙・錬
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報