航空機が音速の80~90%(マッハ数0.8~0.9程度)の速度で飛行しているとき、ある速度を超えると、それまでとは逆に機首下げの状態に入る現象をいう。翼の上面に生じている衝撃波が強くなって翼の風圧中心が後方へ移動することや、衝撃波によって翼上面の気流が剥離(はくり)したり、揚力係数の減少によって、水平尾翼へ向かって吹き下ろしている気流の角度が急激に変化することによって発生する。対策としては自動操縦装置や専用の矯正装置を働かせることや、設計の際にあらかじめ水平尾翼を吹き下ろしの影響を受けない位置におく、あるいは高速飛行でも衝撃波が強くならないような翼型を採用する、などの方法がある。
[落合一夫]
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