タルバガタイ(その他表記)Tarbagatay

改訂新版 世界大百科事典 「タルバガタイ」の意味・わかりやすい解説

タルバガタイ (塔爾巴哈台
)
Tarbagatay

中央アジア新疆ウイグル自治区北西部の都市。別名チュグチャグ(楚呼楚)。民国時代以降,塔城と呼ばれる。清朝時代,露・清間貿易の要地として重視され,1851年(威豊1)のイリ通商条約によってロシア人に開放されて以来,ロシア人の新疆における貿易活動の中心地となった。露・清間で64年(同治3)および70年にこの地で結ばれたタルバガタイ条約は,シャビン・ダバガからパミール高原に至る露・清間の国境大勢を決定したものとして重要。現在も中・ロ国境上の要地である。
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百科事典マイペディア 「タルバガタイ」の意味・わかりやすい解説

タルバガタイ[山脈]【タルバガタイ】

カザフスタン共和国と中国新疆ウイグル自治区北西境にある東西約300kmの山脈最高点は2992mのタスタウ山。ほとんど樹木がない。南北両麓に主要隊商路が通じ,南麓に国境交易都市塔城(ターチョン)がある。

タルバガタイ

塔城

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ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「タルバガタイ」の意味・わかりやすい解説

タルバガタイ(塔爾巴哈台)
タルバガタイ

「チョチェク市」のページをご覧ください。

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世界大百科事典(旧版)内のタルバガタイの言及

【塔城】より

…人口13万(1994)。カザフスタンとの国境に臨む要地で,旧称タルバガタイ(塔爾巴哈台)市,別名チュグチャク(楚呼楚)。民国時代以降,塔城と呼ばれる。…

※「タルバガタイ」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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