ダイアド(その他表記)dyad

翻訳|dyad

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ダイアド」の意味・わかりやすい解説

ダイアド
dyad

ギブズ積ともいう。3次元の2つのベクトル x=(x1,x2,x3) と y=(y1,y2,y3) の成分の間でつくられる 9 個の積
によって定義された量 (行列) を,x と y のダイアドという。これは x と y の成分による直積であるから,1つのクロネッカー積と考えられる。ギブズ積の名は,物理数学者 J.W.ギブズの名にちなんでつけられたものである。

ダイアド
dyad

社会学用語。二者関係あるいは相互関係の意。人間の広義の行動のなかには個体内的ないしは個人完結的な行動のほかに,自分以外のものに意味のある,影響を与える,あるいは反応を引起すような行動もある。二者関係はそうした行動を媒介に結ばれるもので,社会関係,人間関係を,また組織や集団や社会をつくる最も原初的,基本的な要素である。ダイアドを形式的に類型化すると,結合的なものと分離的なものとに二大別され,前者には接近,適応,同化,統合が含まれ,後者には競争,対立,闘争が含まれる。しかし,ダイアド関係を分析するには形式的な側面だけを取上げても不十分で,その形式が含む内容,機能の分析も必要である。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

1 イソオウギガニ科のカニ。浅海にすみ、甲は丸みのある四角形で、甲幅13センチくらい。全体に黄褐色。甲の縁と脚に太いとげが多数ある。本州中部以南に産し、食用。2 ズワイガニの別名。鳥取・島根地方でいう...

松葉蟹の用語解説を読む