チェコのボヘミア地方南部の中心都市。ブルタバ川とマルシェ川の合流点に位置し、交通の要地。ドイツ語名ブートワイスBudweis。人口9万8876(2001)。有名なビール醸造のほか、鉛筆、家具、食品、機械(モーター)、鋳物の各工業も発展している。1265年に国王都市として設立され、当時の広い正方形の広場や教会をはじめ、16世紀の黒い鐘楼、16世紀につくられ18世紀にバロック様式の外観を与えられた市庁舎などが残されている。19世紀初頭より工業が発展し、1832年ここからリンツへ向けてヨーロッパ大陸で初めての鉄道馬車が走った。
[中田瑞穂]
敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...