チクラヨ(その他表記)Chiclayo

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チクラヨ」の意味・わかりやすい解説

チクラヨ
Chiclayo

ペルー北西部,ランバイェケ県の県都。トルヒーヨの北西約 180km,太平洋沿岸の海岸平野にある。 1720年建設。同県の商工業中心地で,灌漑農業地帯に産する米,サトウキビ,綿花などを集散し,精米繊維ビール,製材,皮革製靴,家具,ガラスなどの工業が立地する。パンアメリカン・ハイウェーが通るほか,太平洋岸の港エテン,ピメンテルへ鉄道,道路が通じる。人口 41万 9600 (1990推計) 。

出典 ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典について 情報

百科事典マイペディア 「チクラヨ」の意味・わかりやすい解説

チクラヨ

ペルー北西部の太平洋岸の商業都市。急速に近代化が進んでいる。付近はペルー有数の農業地帯で,米,砂糖,綿花などの取引が盛ん。1987年,南東30kmのシパンにモチカ文化王墓が発見された。52万4442人(2007)。

出典 株式会社平凡社百科事典マイペディアについて 情報

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android