ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「チャンディーガル」の意味・わかりやすい解説
チャンディーガル
Chandīgarh
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インド北西部の連邦直轄地で,パンジャーブ,ハリヤーナー両州の州都。人口80万8796(2001)。シワリク丘陵南麓の複合扇状地上にある。インドとパキスタンの分離独立(1947)により旧パンジャーブ州の州都ラホールはパキスタン領となり,それにかわる新州都として建設された。1952年ル・コルビュジエの第1期計画の設計案が決定し,人工湖のほか29の長方形セクター(住区)からなる人口15万人の都市建設を目ざした。北東端の高所に官庁街カピトル,北西にパンジャーブ大学,南東に工業地区,中央に中央商業区を配し,おのおの都市の頭,手と足,心臓にあたるという有機体的な都市として構想された。これら以外のセクターは住居地区を基本とし,人車分離の道路体系をもち,日常生活を各セクター内で完結しうる諸生活関連施設と公園緑地をもつ。後者は都市の肺にあたるとされる。第2期計画では,南方に17セクターの拡張を予定し,目下建設が進められている。
執筆者:応地 利明
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