デジタル大辞泉 「チンボーテ」の意味・読み・例文・類語 チンボーテ(Chimbote) ペルー中部の都市。首都リマの北西約440キロメートル、太平洋に注ぐサンタ川河口の南に位置する天然の良港。周辺で鉄鉱石・石炭・石灰石を産し、漁業が盛ん。20世紀半ばより、製鉄業と水産加工業により急速に発展した。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
日本大百科全書(ニッポニカ) 「チンボーテ」の意味・わかりやすい解説 チンボーテちんぼーてChimbote ペルー中西部、アンカッシュ州北西部の港湾都市。首都リマの北西440キロメートル、サンタ川河口の太平洋岸に位置する。人口29万8800(1998)、38万0011(2018推計)。水深と地勢に恵まれた天然の良港で、サンタ川の電力、南部のマルコーナ鉱山の鉄鉱石、後背山地の石炭と石灰石の採掘によって、製鉄工業が発展した。漁業と水産加工業(魚粉製造など)の基地としても重要である。海岸ではペリカンの群れが多くみられる。[山本正三] 出典 小学館 日本大百科全書(ニッポニカ)日本大百科全書(ニッポニカ)について 情報 | 凡例