ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「ツェラー」の意味・わかりやすい解説
ツェラー
Zeller, Eduard
[没]1908.3.19. シュツットガルト
ドイツの哲学者,哲学史家,神学者。テュービンゲン,ベルリンの各大学で学んだ。 1847年ベルン,49年マールブルクの各大学神学教授,62年ハイデルベルク,72年ベルリンの各大学哲学教授。6冊にわたる大著『ギリシア人の哲学』 Die Philosophie der Griechen (1844~52) で知られる。新カント派初期の代表者の一人。ほかに『プラトン研究』 Platonische Studien (39) がある。
ツェラー
Zeller, Carl
[没]1898.8.17. ウィーン近郊バーデン
オーストリアのオペレッタ作曲家。ウィーン少年合唱団員を経て,法律を学ぶかたわらゼヒターに作曲を師事。 1873年オーストリア文部省の芸術顧問に就任。代表作『小鳥売り』 (1891) 。
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